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冠動脈CTとは?

当院のCT(コンピュータ断層撮影装置:General Electric: LightSpeed VCT)は、撮影・処理速度、診断精度において世界トップレベルの能力を持ち、特に絶え間なく拍動している心臓の撮影には大変威力を発揮します。

従来はカテーテル検査でしか知ることのできなかった冠動脈狭窄を3D表示することが可能です。これにより当院では狭心症や心筋梗塞の診療の幅がさらに広がり、病状に応じた最適の診断方法をご提案できるようになりました。


下の画像の「←」印、血管が細く見える部分が狭窄している部位です。
カテーテル検査と比較しても画像が鮮明であることがよくわかります。


冠動脈CTの特徴

  • カテーテル検査と比べて負担が少ない
    • 短時間で検査でき、入院は不要です。
    • 造影剤の投与を、動脈ではなく静脈から行いますので、体への負担が軽減されます。
    • 低コストな検査ですので、検査費用が軽減できます。
  • 冠動脈内の情報が豊富
    • 急性心筋梗塞の原因となるプラーク(血管内に溜まる油かす)を見つけることができます。

←冠動脈の横断画像


白い部分が血流で、その周りの灰色がプラーク。
このプラーク量を見るのも、CTが適しています。


冠動脈に徐々にプラークが蓄積し、90%以上狭くなると狭心症となり、突然100%閉塞すると大変危険な心筋梗塞を起こします。


     
検査の手順
①撮影1時間前に血圧と心拍数のチェックを行います。
※心拍数が高い場合は、β遮断薬(心拍数を落とす薬)を内服して頂きます。
②検査着に着替えて検査室へ入室
右腕に造影用ルートの確保をします。(右腕に点滴用の針を入れます)
③検査台で心電図モニターを装着します。
④息止め(約10~20秒)の練習をします。
⑤撮影部位のポジショニングの撮影。
⑥検査薬(ニトロ錠舌下)を口に入れてテスト撮影をします。
⑦本撮影をして終了。
※検査の結果によっては、後日、冠動脈造影(心臓カテーテル検査)をお勧めすることがあります。


検査は以下のような方におすすめです。

  • 胸痛、胸部圧迫感、息切れなどの自覚症状を持つ方
  • 高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙歴などの危険因子を有している方
  • 心電図異常を指摘された方
  • カテーテル検査に対して、不安のある方

※但し、下記の方は検査が行えない場合があります。

  • 10秒以上の息止めができない方
  • 腎機能の悪い方
  • 造影剤にアレルギーのある方
  • 不整脈のある方
心臓病は、早期発見・早期治療が大切です。
検査をご希望の方は、循環器外来にてご相談ください。

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