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特殊外来 睡眠時無呼吸外来

睡眠時無呼吸の受診をご希望の方は、循環器内科の診察をご予約ください。

【担当医】 森 経春

【関連機関】

睡眠時無呼吸とは

睡眠時無呼吸症候群は、いびきで象徴されるように夜間、気道が閉塞することで生じる呼吸障害です。夜間、10秒以上、重症例では2分近く呼吸停止状態が数百回もあり、夜間窒息と格闘しているわけですから疲れもとれるわけがありません。

日中の強烈な眠気を引き起こし、活動性の低下や交通事故に密接に関連し社会問題ともなっています。また、繰り返される低酸素状態は、心血管系にダメージを与えます。高血圧や心不全との関連は明らかで睡眠時無呼吸の治療だけで血圧の改善、心機能が回復する例も多数知られています。日中の眠気や活動性の低下は、肥満を増強し、メタボリック症候群から心筋梗塞や脳卒中とも関連しています。

人生の3分の1を占める睡眠時の健康。ひいては日中の生活の質とも関連しているので心臓病の治療や予防にも非常に重要と言えます。

無呼吸の定義

  • 無呼吸とは…
    • 呼吸に伴う気流が鼻腔および口のレベルで10秒以上停止した状態をいいます。
  • 低呼吸とは…
    • 有害な程度に呼吸が弱くなった状態を低呼吸と呼んでいます。3%より大きい酸素飽和度の低下または覚醒を伴う10秒以上の呼吸減弱としています。

疑う症状

睡眠中の症状
  • いびき
  • 無呼吸
  • 異常な体動
  • 頻回の覚醒
  • 夜間頻尿
  • 夜尿症
日中の症状
  • 過眠傾向
  • 居眠り
  • 起床時の頭痛
  • 記憶力,集中力の低下
  • 性欲の減退
  • 性格の変化
  • 労作時息切れ

検査

  • 簡易検査
    • ポリソムノグラフィーを実施する前に簡易的に検査をする場合や、緊急性のある場合などに用いられます。
    • 無呼吸、低呼吸の回数を合わせ、睡眠時間で割ったものをAHIと呼びます。1時間あたりの無呼吸、低呼吸の回数を測定します。
    • 一晩、携帯型の機械を貸し出し、ご自宅で装着していただくだけで検査がです。入院の必要はありません。
  • 終夜ポリソムグラフィー(PSG)検査
    • 土、日の1泊入院での検査です。(午後22時入院~翌朝11:00退院)
    • 簡易検査でAHIが40未満の場合に行います。
    • 測定する項目は脳波・筋電図・眼球運動図、睡眠中の呼吸の状態をみるために、鼻の気流とお腹と胸の動き、血液中の酸素の濃度などを同時に記録します。
    • この検査で眠りの深さ/時間、睡眠障害の有無、無呼吸/低呼吸の有無と重症度、脈拍の変動、睡眠中の体位 との関係などを解析、診断します。
    • 体にセンサーを取り付けますのが、痛みを伴う検査ではありませんのでご安心ください。
    • 検査の結果は、2週間後の外来診療にてお知らせします。
    • 検査費用
    • 患者様負担金額 費用内訳
      3割負担 合計約45,000円
      • 1泊2日の検査料&入院料(食事込み)
      • 3割負担の場合 約 30,000円
      • 割負担の場合 約 10,000円
      • 個室差額料金2日分 \14000(+消費税)
      1割負担 合計約25,000円

      ※通常の宿泊施設と異なり、病院での入院日数は厚労省の規定により午前0時の時点で1日分の入院費用の算定となりますので、入院料、差額室料共に2日分の算定となります。

      ※上記は概算になりますので、患者様の状態によっては金額が変更になる場合がございます。費用に関してご不明な点がございましたら1階入院受付までお問い合わせください。

治療

  • CPAP(シーパップ)療法
  • AHIが40/時間を超える場合は、CPAP(シーパップ)療法が非常に有効です。自分の呼吸にあわせて自動的に機械がやさしく空気を吹き込んでくれ、舌根部の巻き込みによる閉塞を防止してくれます。これを使用した方は「日中が非常に爽快になった」と喜ばれています。

    専門業者がご自宅にお邪魔して、機器の配達と設置を行います。また、マスクの調整なども適宜対応いたします。

    CPAP療法に関するQ&A (別ウィンドウで開きます)

    このCPAP療法は健康保険の適用となります。そのため月に1回、定期受診が必要です。
    その月中であればいつ受診されても構いません。
    担当医師スケジュールをご確認の上、ご来院ください。

    来院時、通常CPAP本体をご持参いただく必要はございません。

    「機械からの風圧が強い」など違和感がある場合にはご持参ください。

    1割負担の場合 1,460円/月
    2割負担の場合 2,920円/月
    3割負担の場合 4,380円/月

    入院や出張・長期旅行などのため、受診できない場合は早めに連絡をお願いします。

    CPAP療法が継続困難な場合、必ず主治医へ相談してください。機械を返却しただけでは中止にはなりません。

    この治療は、機器を管理している業者の方と協力して行っています。
    業者の方に手入れの方法など気軽にご相談ください。また、機械の管理上、業者の方から連絡がある場合があります



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