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循環器系疾患の主な症状


【動脈硬化】

 動脈硬化は目に見えない老化で、一見元気そうな働き盛りの人を襲います。足の血管は心臓から最も遠い位置にあるのでつまりが途中にあると歩行中の痛み(間歇性跛行)が生じます。動脈硬化を調べる検査にABI(エービーアイ)があり5分で簡単に行えます。全身の動脈硬化、閉塞性動脈硬化症の早期発見に有効で、特に糖尿病の足の壊疽の予防に重要です。

【冠動脈疾患】

 狭心症と心筋梗塞をまとめて冠動脈疾患と呼びます。働き盛りの過労死、突然死が現代病として問題となっていますがその7割は心臓病によるといわれています。心臓自身の血管である冠動脈がつまって起こる心筋梗塞が原因です。また、年齢とともに増加するので高齢者の心臓病としても重要です。特に要注意は高血圧、タバコ、コレステロール、糖尿病を持つ人、また、性格的には責任感のつよいせかせかタイプの人です。冠動脈の難しい病変には世界のトップレベルの小倉記念病院と密接に連携し短期入院で完成度の高い治療を行っています。

【不整脈】

 不整脈のうち最近増加しているのは、心房細動や心室期外収縮です。動悸や目まいなど突然不快な症状を起こして人々を悩ませます。会社や学校検診で心電図異常を言われた方の二次検診を行っています。不整脈は心配の無いものも多いのですが、失神を繰り返す重症不整脈には人工ペースメーカ植込みが必要なことがあります。当院では新規植込み、他院で植込み例のバッテリー交換(各社対応)を行っています。

【心不全】

 心臓のポンプ機能が低下し体に不都合が生じている場合を心不全といいます。徐々に悪化する心不全は、体がだるい、階段を昇るのがつらい、少しの動きでも動悸や息切れがする、体重が理由なく急に増えた、足がむくむ などの症状で始まります。急性心不全は夜中に急激に悪化する呼吸困難で一刻を争う重症疾患です。当院では重症心不全の救急対応、慢性期治療、生活指導をおこなっています。


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