入院費用(一般入院)
一般の入院費用として当院では、
「DPC診断群分類包括評価」
という新しい計算方法を取り入れています。
【DPC診断群分類包括評価とは…】
今まで当院の入院費の計算方法は「出来高払い」という方式で行なってきました。「出来高払い」について具体的にご説明しますと、実施された診療内容(入院基本料、投薬、注射・点滴 検査 レントゲンなど)を個別に積み上げ合算して入院費を計算する方式です。これに対して、DPCとは、患者様の診断群分類(疾病)ごとに1日あたりの診療内容の費用が包括されます。この包括費用の中には1日あたりの入院基本料、投薬、注射・点滴 検査などの診療内容の費用が定額で決められています。つまり、1日に必要な診療内容がすべてパックとなって料金設定されているものがDPCの計算方法です。ただし、手術料、胃カメラや大腸スコープなどの内視鏡検査、リハビリ料などについては包括金額には含まれず、従来どおりの出来高方式で計算される決まりとなっております。
【DPC導入拡大の社会的背景】
ご存知のように現在の日本では急速な少子高齢化が進行しており、そのため医療財政も逼迫(ひっぱく)してきております。そして、それに拍車をかけるように医療費は毎年1兆円づつ増加しており、医療費のコントロールを適切にすることが、国家の命題と言われております。今までの入院医療は先述したように、実施されたものを個別に積み上げ合算して入院費を計算する方式(出来高払い方式)でした。しかし、出来高払い方式では、過剰診療(薬漬け、検査漬け、長期入院)・過剰請求の可能性があるため、厚生労働省では医療費の適正化、また医療内容の標準化・透明化のために入院医療を適切・確実かつ効率よく行なわなければならない必要性を感じ診断群分類(病名)ごとに1日あたりの診療内容の費用が包括されるDPCの導入を推奨しております。
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